用語集

この用語集には、IBM® Cognos® Business Intelligence ソフトウェアおよび製品の用語と定義が示されています。

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A

アクセス権 (access permission)
オブジェクトへのアクセスまたはオブジェクトの使用を許可する権限。
アカウンタビリティー・スコアカード (accountability scorecard)
各ユーザーに対し、Metric Studio によって自動的に作成されるスコアカード。対応するユーザーが所有する評価指標とプロジェクトが含まれます。
アクティブ・レポート (active report)
レポート出力タイプの 1 つ。ユーザーがオフラインで取り込むことのできる、非常に使いやすい双方向の管理レポートを生成します。 ビジネス・ユーザーは、作成されたアクティブ・レポートを利用して、データを閲覧したり理解を深めたりすることができます。
エージェント (agent)
ユーザー介入なしにまたは定期的なスケジュールに基づいてユーザーまたは他のプログラムのためのアクションを実行し、結果をユーザーまたはプログラムに報告するプロセス。
別名 (alias)
基本名の代わりに使用される代替の名前。
AnalyticsZone
IBM によるビジネス分析向けのオンライン・コミュニティー。 ユーザーは製品や拡張可能な可視化をダウンロードしたり、出版物やトレーニング教材を閲覧したり、IBM のイベントの予定について調べたり、その他の機能を実行したりすることができます。
匿名アクセス (anonymous access)
ユーザーやサーバーが最初に認証を行うことなくサーバーにアクセスできるようにする、アクセスの種類の 1 つ。
アプリケーション層コンポーネント (application tier component)
インストールにおける、情報を収集するためにクエリー・データベースにアクセスし、結果を PDF や HTML のレポートおよび評価指標として表示するプロセッサーのセット。また、アプリケーション層コンポーネントによって、要求が Content Manager に送信され、Content Manager で Content Store から取得された結果が表示されます。
属性 (attribute)
BI モデルでは、一意の識別子や集計的な数値データではなく説明的であるエンティティーの特性。
認証 (authentication (AuthN))
ユーザーやサーバーの識別情報を検証するプロセス。
認証プロバイダー (authentication provider)
外部の認証ソースへの通信メカニズム。ユーザーの認証、グループのメンバーシップ、ネームスペースの検索などの機能は、認証プロバイダーによって可能になります。
AuthN
認証を参照。

B

バースト (burst)
単独のレポートを 1 回実行して、複数のレポート結果を作成すること。例えば、ユーザーが各従業員の売上を示すレポートを作成し、このレポートを 1 回実行して地域に基づいてバーストすると、各地域のマネージャーに異なる結果を送信できます。
バースト・キー (burst key)
一連のレポート結果の作成 (バースト) に使用される、レポート仕様内のクエリーのディメンションまたはレベル。

C

CA
認証局 (certificate authority) を参照。
算出メンバー (calculated member)
数値データ値の値が保管されているのではなく、実行時に式を使用して値が計算される、ディメンションのメンバー。
キャンバス (canvas)
ユーザーが対話的にコンテンツおよびデータを作成、表示、操作するためのダッシュボードまたはワークスペース内の領域。
機能 (capability)
ユーザー・インターフェースを簡略化するために隠すか表示することができる、機能と特性のグループ。 機能は、設定を変更することによって有効または無効にすることができます。また、管理インターフェースを通じて機能を制御することもできます。
カーディナリティー (cardinality)
  1. リレーショナル・データ・ソースでは、2 つのクエリー・サブジェクト、クエリー・アイテム、またはその他のモデル・オブジェクトの間の関係を示す数値指標。
  2. OLAP データ・ソースでは、階層内のメンバーの数。 階層のカーディナリティーのプロパティーは、式の解決順序を割り当てるために使用されます。
カスケード・プロンプト (cascading prompt)
前のプロンプトからの値を使用して、現在のプロンプトや選択リストの値にフィルターをかけるプロンプト。
証明書 (certificate)
コンピューター・セキュリティーにおいて、公開鍵を証明書の所有者の識別情報にバインドするデジタル文書。これにより、証明書の所有者を認証できます。 証明書は認証局によって発行され、その認証局によってデジタル署名されています。 認証局 (certificate authority) も参照。
認証局 (CA) (certificate authority (CA))
コンポーネントがインストールされている各コンピューターに対して証明書を発行するコンポーネント。
CGI
コモン・ゲートウェイ・インターフェース (Common Gateway Interface) を参照。
暗号スイート (cipher suite)
保護されたデータ交換に使用される、認証、鍵交換アルゴリズム、および Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化仕様の組み合わせ。
クラスのスタイル (class style)
フォント、フォント・サイズ、罫線などの、書式の特性の組み合わせ。ユーザーが名前を指定して、セットとして保存します。
CM
Content Manager を参照。
コモン・ゲートウェイ・インターフェース (CGI) (Common Gateway Interface (CGI))
HTTP 要求を通じて Web サーバーからアプリケーション・プログラムに、またはアプリケーション・プログラムから Web サーバーに情報を渡すスクリプトを定義するインターネット規格。
互換クエリー・モード (compatible query mode (CQM))
Cognos Business Intelligence バージョン 8.4.1 と整合し、アップグレードを正常に完了するために保持される、クエリー処理モード。動的クエリー・モードも参照。
条件 (condition)
真、偽、または不明として評価できる式。 自然言語のテキスト、数学形式の表記、または機械可読言語で表すことができます。
制約 (constraint)
  1. 1 人以上のユーザーに対し、モデル・コンポーネントへのアクセスや、モデルあるいはレポートの作成タスクの実行を拒否する、セキュリティー仕様。
  2. ユーザーがフィールドに入力できる値に関する制限。
連絡先 (contact)
レポートやエージェントの E メールの送信先にすることができる、名前の付いた E メール・アドレス。 連絡先は認証されることはありません。
コンテンツ・ロケール (content locale)
ブラウザーやレポートのテキストに使用する言語や、時間、日付、通貨、金額の表示方法、時刻などの地域的な設定に使用されるコード。
Content Manager (CM)
Content Store から情報を取得したり、Content Store に情報を保存したりするサービス。
Content Store
レポート、モデル、およびデータ・ソースの仕様を収容するために使用するリポジトリー。
CQM
互換クエリー・モードを参照。
資格情報 (credential)
ユーザーまたはプロセスに特定のアクセス権を付与する情報のセット。
キューブ (cube)
オンライン分析処理、多次元レポート作成、多次元プランニングのアプリケーションに必要なデータの多次元的な表現。
カスタム・セット (custom set)
Analysis Studio において、フィルター規則、計算、ソート規則を格納できる名前付きオブジェクト。カスタム・セットを使用すると、キューブ・モデルで最初に定義されているセットとは異なるメンバーのセットを定義できます。既定のセットセットも参照。

D

ダッシュボード (dashboard)
ビジネス・データが図表形式で表現されたウィジェットを 1 つ以上含めることができる Web ページ。
データ・ソース (data source)
データ自体のソース (データベースや XML ファイルなど) と、そのデータへのアクセスに必要な接続情報。
データ・ソース接続 (data source connection)
データ・ソースのタイプ、物理的な場所、およびサインオンの要件を定義する、名前の付いた情報。データ・ソースは複数の接続をもつことができます。
データ・ツリー (data tree)
メタデータ・ツリーを参照。
配布 (deployment)
アプリケーション (レポートやモデルなど) を別のインスタンスに移動するプロセス。例えば多くの場合、レポートはテスト環境で作成された後に、実働環境に配布されます。アプリケーションを配布するには、エクスポート、転送、およびインポートを行います。
配布アーカイブ (deployment archive)
配布に使用されるファイル。配布アーカイブには、移動する Content Store からのデータが含まれています。
配布仕様 (deployment specification)
ソース環境からターゲット環境に移動 (配布) するオブジェクト、配布に関する設定、およびアーカイブ名の定義。 配布仕様はインポートとエクスポートに使用します。
派生インデックス (derived index)
他の評価指標に基づいて、ステータスとスコアを提供する算出評価指標。
詳細に基づくセット (details-based set)
アイテムとその直下の詳細に基づくセット。セットも参照。
ディメンション (dimension)
製品、日付、場所などビジネスの主な側面に関する記述データのおおまかなグループ分け。 各ディメンションには、1 つ以上の階層にさまざまなレベルのメンバーが含まれています。また、オプションで算出メンバーや特殊カテゴリーのセットを含めることもできます。
ディメンション・データ・ソース (dimensional data source)
ディメンション、階層、数値データなどの OLAP の多次元概念を使用してモデル化されたデータを含むデータ・ソース。
ディメンション・モデル化リレーショナル・データ (dimensional modeled relational data (DMR))
リレーショナル・データ (表、列、結合) をディメンション (メンバー、数値データ) として表示するためにモデル化されたメタデータ。
DMR
ディメンション・モデル化リレーショナル・データを参照。
DQM
動的クエリー・モードを参照。
ドリルダウン (drill down)
データの多次元的な表現において、一般的なカテゴリーから開始して情報の階層内を下方向 (例えば、年から四半期、月) に移動することによって情報にアクセスすること。
動的キューブ (dynamic cube)
データ・ウェアハウスのサブセットをメモリー内で多次元的に表現したもの。
動的クエリー・モード (dynamic query mode (DQM))
データ・ソースに対するネイティブ・アクセスを提供する、Java ベースのクエリー実行モード。複雑なクエリーや大規模なデータを扱うためにクエリーを最適化します。 メモリー内キャッシュ機能などの高度なクエリー機能を備えることで、クエリーの計画、実行、結果において効果を発揮します。 互換クエリー・モードも参照。

E

暗号化 (encryption)
コンピューター・セキュリティーにおいて、元のデータが取得できない、または復号化処理を使用してのみ取得できる方法で、データを判読不能な形式に変換する処理。
イベント (event)
操作、ビジネス・プロセス、人によるタスクの完了または失敗など、ある状態への変化。データ・リポジトリーへのイベント・データの格納、別のビジネス・プロセスの呼び出しなど、後続の操作のきっかけとなる場合があります。
イベント・キー (event key)
イベント・インスタンスを一意に定義する、データ・アイテムの組み合わせ。イベント・インスタンスを識別することで、エージェントでイベント・インスタンスのステータス (新規、実行中、または停止中) を判断できます。
イベント・リスト (event list)
一連の検出されたイベントのインスタンス。タスクの実行規則によって、どのエージェント・タスクを実行するかが評価されます。

F

ファクト (fact)
数値データを参照。

G

ゲートウェイ (gateway)
Web サーバーから別のサーバーへ情報を転送する、Web サーバー・プログラムの拡張機能。 ゲートウェイは多くの場合 CGI プログラムですが、ISAPI や Apache モジュールなどの他の規格に準拠していることもあります。
グリフ (glyph)
文字イメージの実際の形状 (ビット・パターン、アウトライン)。 例えば、イタリック体の「A」と標準体の「A」は、基になる同一文字を表す、異なる 2 つのグリフです。厳密に言えば、形状が異なる 2 つのイメージはすべて異なるグリフとなります。この場合、グリフは文字イメージ (または単にイメージ) と同義語になります (The Unicode Standard - Version 1.0)。
グループ (group)
保護されたリソースに対するアクセス権を共有できる、一連のユーザー。
グループ化 (grouping)
レポートの作成において、クエリー・アイテムの同一の値をまとめて整理し、この値を一度のみ表示するプロセス。

H

階層 (hierarchy)
エンティティーのセットをツリー構造に整理したもの。 (ルート以外の) 各エンティティーは、1 つ以上の親エンティティーと、任意の数の子エンティティーを持ちます。

I

情報カード (information card)
所有者や連絡先情報、変更日付、ダッシュボードやワークスペースやレポートのサムネイル表示 (オプション) などの、ダッシュボード、ワークスペース、またはレポート・コンテンツに関する概要情報の表示。
情報ウィンドウ (information pane)
Analysis Studio で、ユーザーがレベルや属性などの関連する情報を表示して、データ・ツリーで選択内容を確認できるウィンドウ。
イニシアチブ (initiative)
目標を達成したり、業績と目標の間の隔たりを小さくしたりするために開発されるタスク。 イニシアチブは個々の目標に関連付けられ、多くの場合、プロジェクト、アクション、またはアクティビティーと呼ばれることもあります。
項目 (item)
メンバーを参照。

J

ジョブ (job)
ユーザーが一括して実行およびスケジュールする、レポートやエージェントなどの実行可能なオブジェクトのグループ。
ジョブ・ステップ (job step)
独立して実行可能なジョブの最小の部分。ジョブ・ステップは、レポートや別のジョブである場合があります。

L

レイアウト (layout)
画面またはページでの表示内容の配置。余白、行間隔、書式の指定、ヘッダーとフッターの情報、インデントなどが含まれます。
リース・キー (lease key)
モバイル・デバイスに保管されたコンテンツに対する認証アクセスを管理する、時間制限付き暗号化メカニズム。
レベル (level)
ディメンションで階層の 1 つのセクションを形成して同じタイプのオブジェクトを表す、エンティティーまたはメンバーのセット。例えば、地理的なディメンションには、地域、州、および市区町村のレベルが含まれていることがあります。
ロケール (locale)
言語または地理を識別し、照合順序、大文字と小文字の変換、文字の分類、メッセージの言語、日時表現、数値表現などの表示規則を決定する設定。
ローカル・ストレージ (local storage)
情報を保存して後で取り出すことができる、ユーザーのシステムから直接 (遠隔通信を介さずに) アクセスするデバイス。

M

マクロ (macro)
モデルおよびレポート内の多数のロケーションに挿入可能なコード・フラグメント (計算式やフィルター式、および SQL ステートメントなど)。マクロには、セッション・パラメーター、パラメーター・マップ、パラメーター・マップ・エントリーへの参照を含めることができ、関数を使用して動的にアプリケーションをカスタマイズできます。マクロを使用すると、単一レポートでさまざまなビジネス・シナリオに対処できます。
MDX
多次元式言語を参照。
数値データ (measure)
数量化が可能な業績のインディケーター。ビジネスが順調に運営されているかを見極めるのに使用されます。 数値データの例としては、収益、従業員当たりの収益、百分率による利幅率などが考えられます。
メンバー (member)
階層内の固有のアイテム。例えば、"キャンプ用品"や"4 人用テント"は"製品"階層のメンバーです。
メタデータ・ツリー (metadata tree)
Studio/Authoring ツール内にあり、クエリー・サブジェクト、クエリー・アイテム、ディメンション、レベル、メンバーなどのオブジェクトを含む構造。メタデータ・ツリーは、計算、フィルター、表示領域や、その他のオーサリング作業に挿入できる使用可能なデータのパレットとして使用します。
評価指標 (metric)
ビジネスの主要領域を評価するための計測値。
評価指標の抽出データ (metric extract)
既存の IBM Cognos データ・ソースと、Metric Studio のオブジェクトまたは値の間の、マッピングのセット。例えば、"収益"という名前のキューブ数値データは、"収入 (実績)"という名前の Metric Studio の評価指標にマップされます。
評価指標パッケージ (metric package)
IBM Cognos Connection において、Metric Studio アプリケーションを表現したもの。評価指標パッケージには、そのアプリケーションの接続情報、レポート、および評価指標管理タスクが含まれています。パッケージも参照。
Metric Store
評価指標パッケージの内容を含むデータベース。また、ユーザー設定などの Metric Studio の設定も含みます。
評価指標のタイプ (metric type)
業績パターン、単位、評価指標グループの意味などのビジネス・ルールを定義する、評価指標のカテゴリー。例えば、"収益"は評価指標のタイプ、"ヨーロッパの収益"と"北アメリカの収益"はこのタイプの評価指標であることが考えられます。
モデル (model)
1 つ以上のデータ・ソースからのデータを、物理的または業務的な観点から構造体に表現したもの。 モデルではデータ・オブジェクト、構造、グループに加え、関係とセキュリティーが記述されます。 Cognos BI では、モデルは Framework Manager で作成され保守されます。 モデルまたはモデルのサブセットは、ユーザーが作成しレポートを実行するパッケージとして、Cognos サーバーに発行されなければなりません。
多次元データ・ソース (multidimensional data source)
ディメンション・データ・ソースを参照。
多次元式言語 (MDX) (Multidimensional Expression Language (MDX))
ディメンション・ソース向けの照会言語。

N

名前付きセット (named set)
既定のセットを参照。
ネームスペース (namespace)
名前を定義し使用するモデルの一部分。 ネームスペース内では、名前ごとに固有の意味を持ちます。
ニュース・アイテム (news item)
RSS (Really Simple Syndication) と互換性のある形式による、単一のエントリー。見出し、テキスト、および詳細な情報へのリンクを含めることができます。エージェント内のニュース・アイテム・タスクを使用して、IBM Cognos Connection のポートレットに表示するニュース・アイテムを作成できます。

O

オブジェクト (object)
Report Authoring において、「ツールボックス」タブからレポートにドラッグしてその中にデータを格納できる、空の情報コンテナー。 レポートは、クロス集計、テキスト・アイテム、計算、グラフィック、テーブルなどのオブジェクトで構成されます。
オブジェクトの抽出データ (object extract)
Metric Studio のオブジェクト (ユーザー定義の列、スコアカード、データ・ソースなど) のメタデータを定義する抽出データ。

P

パッケージ (package)
IBM Cognos サーバーで使用できるようにするモデルのサブセット。モデル全体の場合もあります。評価指標パッケージも参照。
ページ・セット (page set)
Report Authoring において、選択されたクエリー・アイテムのインスタンスごとに出力レポートで繰り返される、1 つ以上のデザイン済みページのセット。 セットも参照。
Passport
Content Manager のメモリーに暗号化されて保存される、認証されたユーザーに関する、セッション・ベースの情報。 Passport は、ユーザーが初めて IBM Cognos 8 にアクセスする際に作成され、セッションが終了するまで保持されます。セッションは、ユーザーがログオフした場合、または指定した期間アイドル状態が続いた場合に終了します。
個人識別番号 (personal identification number (PIN))
暗号化サポートにおいて、組織によって個人に割り当てられ、本人識別の証明に使用される固有の番号。一般に、PIN は、金融機関からその顧客に対して割り当てられます。
PIN
個人識別番号を参照。
ポートレット (portlet)
ポータルのコンテキストに表示され、特定の情報やサービスを提供する、Web アプリケーションの一部をなす再利用可能なコンポーネント。
既定のセット (predefined set)
リストとして、または式によって OLAP データ・ソース内部に定義されているメンバーの集合。 既定のセットは、分析やレポート作成に使用できます。カスタム・セットセットも参照。
ユーザー・インターフェースのロケール (product locale)
メニュー・コマンドなどのユーザー・インターフェースに使用する言語または地域設定、あるいはその両方を指定する、コードまたは設定。
プロジェクト (project)
  1. Metric Designer では、一連の抽出データ。 各抽出データには、Metric Studio のデータ・ストアへのデータ移入、またはアプリケーションの作成に使用されるメタデータが含まれています。
  2. Metric Studio では、チームによって遂行されてスコアカードで監視される、単一のタスクまたは一連のタスク。 プロジェクトでは、日付、リソース、ステータスが追跡されます。
prompt
レポートを実行する前にパラメーター値の入力を求める、レポートの要素。
「プロパティー」ウィンドウ (properties pane)
Studio/Authoring ツール内にあり、選択したデータのプロパティーの概要を表示するウィンドウ。プロパティー・ウィンドウを使用していくつかの変更を行い、同時に適用することもできます。複数の異なるコマンドを繰り返し使用する必要はありません。
発行 (publish)
Cognos Business Intelligence において、レポートやその他のコンテンツを作成するためにデータを使えるように、Cognos サーバーに情報を公開すること。

Q

クエリー (query)
Cognos Business Intelligence において Studio/Authoring またはモデル作成ツールで形成され、データ・ソースからデータを取得するビジネス上の質問。
クエリー・アイテム (query item)
データベース列、計算、または別のクエリー・サブジェクト内のクエリー・アイテムに対する、モデルまたはレポートの中の名前付き参照。
クエリー・サブジェクト (query subject)
機能的に関連しているクエリー・アイテムからなる名前付きコレクション。 これは、概念的にはデータベースまたはビューに定義されたクエリーと同様です。

R

Rapidly Adaptive Visualization Engine (RAVE)
あらゆる形式のデータを汎用的に視覚化するためのシステム。 RAVE は IBM Cognos Business Intelligence に組み込まれており、革新的な手法で対話式の視覚化を実現します。
RAVE
Rapidly Adaptive Visualization Engine を参照。
Really Simple Syndication (RSS)
Really Simple Syndication 仕様 (RSS 2.0) に基づいた同時配信型 Web コンテンツの XML ファイル形式。 RSS XML ファイル・フォーマットは、RSS フィードを提供している Web サイトにインターネット・ユーザーがサブスクライブするために使用されます。 Rich Site Summary も参照。
反復 (repeater)
Report Authoring における、あらかじめ定義された内部構造を持たない、その内部で値が繰り返されるセル・コンテナー。
反復表 (repeater table)
Report Authoring における、関連するクエリーでページまたは行の幅と高さにわたってセルを繰り返す、表のようなコンテナー。
レポート (report)
ビジネス情報を伝達するために計画的にレイアウトされた、一連のデータ。レポート仕様も参照。
レポート出力 (report output)
データ・セットに対してレポート仕様を実行した結果として生成される出力。
レポート仕様 (report specification)
クエリーとレイアウトの規則を含む、レポートの実行可能な定義。データと組み合わせて、出力レポートを生成できます。レポートも参照。
レポート・ビュー (report view)
プロンプト値、スケジュール、結果などの、独自のプロパティーを持つ他のレポートへの参照。 レポート・ビューを使用すると、レポート仕様のコピーを作成しなくても、共有することができます。
応答ファイル (response file)
インストールを自動化するための、設定と構成のデータでカスタマイズできるファイル。 対話型インストールの際にはセットアップと構成のデータを入力する必要がありますが、応答ファイルを使用すると、途中で入力を行わずにインストールを実行できます。
リバース・プロキシー (reverse proxy)
プロキシーがバックエンド HTTP サーバーの代理となる IP 転送トポロジー。これは、HTTP を使用するサーバーのアプリケーション・プロキシーです。
Rich Site Summary (RSS)
RSS 0.91 仕様に基づいた同時配信型 Web コンテンツの XML ベースの形式。 RSS XML ファイル・フォーマットは、RSS フィードを提供している Web サイトにインターネット・ユーザーがサブスクライブするために使用されます。 Really Simple Syndication も参照。
RSS
  1. Rich Site Summary を参照。
  2. Really Simple Syndication を参照。

S

スコア (score)
標準に照らして相対的な適用性を表す数値またはランキング。
スコアカード (scorecard)
組織の 1 つの部門または側面の業績を表す評価指標の集合。
スコアカード構造 (scorecard structure)
企業が評価指標をどのようにまとめるかを反映する、スコアカードの階層。
Secure Sockets Layer (SSL)
通信プライバシーを提供するセキュリティー・プロトコル。SSL を使用すると、クライアント/サーバー・アプリケーションは、盗聴、改ざん、メッセージの偽造などを回避するように設計された方法で通信することができます。認証局 (certificate authority) も参照。
セキュリティー・プロバイダー (security provider)
認証プロバイダーを参照。
選択に基づくセット (selection-based set)
ユーザーが明示的に選択した個々のアイテムの集合。アイテムまたはメンバーは、同じ階層の 1 つ以上のレベルから選択できます。セットも参照。
セッション (session)
認証されたユーザーがログオンしている期間。
セット (set)
関連するアイテムやメンバーの集合。セットに含めるメンバーは、具体的に選択するか、1 つ以上のフィルター規則を使用して選択できます。リレーショナル・クエリー処理では、UNION、INTERSECT、および EXCEPT などのいくつかの操作によってセットが作成されます。カスタム・セット詳細に基づくセットページ・セット既定のセット選択に基づくセット積み上げセットも参照。
SSL
Secure Sockets Layer を参照。
積み上げセット (stacked set)
隣どうしの行や列に配置された複数のセット。セットも参照。
戦略 (strategy)
規定された目標を達成するための、(ブランド・ユニット、ビジネス・ユニット、チャンネル、企業を対象とした) 全体的な行動計画。 通常、戦略を適用する期間は 1 年を超えます。
戦略マップ (strategy map)
Metric Studio で、戦略および組織におけるその戦略の目標を視覚的に表現したもの。例えば、戦略マップにより各従業員の職務が組織全体の目標に沿ってどのように配置されているかを示すことができます。
概要 (summary)
レポートの作成と分析における、特定のレベルやディメンションの値すべてを集計した値。集計値には、合計、最小値、最大値、平均、カウントなどがあります。

T

タスク (task)
イベントのステータスがタスクの実行規則を満たした場合に、エージェントによって実行される操作。例えばエージェントで、E メールの送信、ニュース・アイテムの発行、レポートの実行などを行えます。
タスク実行規則 (task execution rule)
どのステータスおよび値でタスクを実行するかを決定する、エージェント内のユーザーが指定したオプション。タスクの実行規則によって、各イベント・インスタンスに対して実行するタスクが決定されます。
テンプレート (template)
レポート作成において、再利用可能なレポート・レイアウト、またはスタイル。クエリーやレポートのプレゼンテーションを設定するのに使用できます。
サムネイル (thumbnail)
大きな画像を縮小してアイコン・サイズで描画したもの。ビューやグラフィック・エディターを開かなくても画像を確認することができます。
TLS
トランスポート層セキュリティー (Transport Layer Security) を参照。
トランスポート層セキュリティー (Transport Layer Security (TLS))
検証済みの証明書および暗号化鍵を使用してインターネット経由の通信を保護する、暗号化規則のセット。TLS は、SSL プロトコルに対するアップデートです。
タプル (tuple)
異なるディメンションの複数のメンバーに基づく規則正しい集合のこと。例えば、tuple (2007, キャンプ用品, 日本) では、"2007"、"キャンプ用品"、"日本"の 3 つのメンバーの交点の値が返されます。組を使用することで、データにフィルターをかけたり、データをソートしたり、計算式を作成したりできます。

U

結合セット (union set)
積み上げセットを参照。
ユーザー (user)
コンピューター・システムのサービスを使用する、任意の個人、組織、プロセス、デバイス、プログラム、プロトコル、またはシステム。
ユーザー定義の列 (user-defined column)
評価指標の管理において、実績や目標以外の値を示すのに使用される列。業界のベンチマークや、評価指標の他の値に基づく計算を含む、その他の有用な一定期間の値を示す数値情報を使用できます。ユーザー定義の列は、各評価指標タイプで異なるものにすることができます。
ユーザー・インターフェース・プロファイル (user interface profile)
Report Authoring および Cognos Workspace Advanced のユーザー・インターフェースのユーザーが使用できる、デフォルトの動作、機能のセット、および機能性を定義するプロファイル。

V

仮想プライベート・ネットワーク (virtual private network (VPN))
企業のイントラネットをパブリック・ネットワークまたはプライベート・ネットワークの既存のフレームワーク上に拡張したもの。 VPN を使用すると、接続の 2 つのエンドポイント間で送信されるデータが引き続き保護される。
視覚化バンドル (visualization bundle)
レポート作成者がレポートに拡張可能な視覚化を追加するために必要とする情報を含んだ圧縮ファイル。
視覚化ライブラリー (visualization library)
Report Authoring や Cognos Workspace Advanced で使用するために、IBM Cognos Administration にインポートする拡張可能な視覚化の集合。
VPN
仮想プライベート・ネットワークを参照。

W

監視リスト (watch list)
各ユーザーが、注意して監視するために選択した評価指標のリスト。 Metric Studio で通知が有効になっている場合、これらの評価指標に変化があると、ユーザーに E メールによる通知が送信されます。 また、ユーザーは IBM Cognos Connection のポートレットに監視リストを表示することもできます。
監視規則 (watch rule)
レポートを送信するかどうかの判断に用いるユーザー定義の条件。規則が適用されるとレポート出力が評価され、条件が満たされている場合に限り、E メールあるいはニュース・アイテムとしてレポートが送信されます。監視規則を設定すると、受信するユーザーにとって重要なデータを含むレポートだけが配信されるようにできます。
Web Services for Remote Portlets
Web ポータルなどの別のアプリケーションに簡単に統合できるように、プレゼンテーション指向の Web サービスを作成する規格。
ウィジェット (widget)
Web ページに入れることができ、入力の受け取り、およびアプリケーションまたは別のウィジェットとの通信ができる移植可能で再使用可能なアプリケーションまたは動的コンテンツ。
作業領域 (work area)
Studio/Authoring ツール内にある、現在使用中のレポート、分析、クエリー、またはエージェントを含む領域。
ワークスペース (workspace)
ダッシュボードを参照。