ドリルスルー定義の作成およびテスト

ドリルスルー定義の作成およびテストをすることにより、適正な動作が確実に行われるようにできます。

始める前に

この演習を実行するには、配布 zip ファイル"IBM_Cognos_DrillThroughSamples"内の IBM® Cognos® Business Intelligence サンプルをインストールしておく必要があります。デフォルトでは、サンプルは IBM Cognos Connection の「共有フォルダー」にインストールされます。

レポートを実行する、またはレポートを区切り文字で区切られているテキスト (CSV)、PDF、Microsoft Excel スプレッドシート (XLS)、または XML 出力形式で実行するターゲットにドリルするためには、特定の形式に対する出力生成機能が必要です。

手順

  1. IBM Cognos Connection で、"販売とマーケティング (キューブ)"パッケージにナビゲートします。
  2. 画面の右上隅で「起動」「ドリルスルー定義」の順にクリックします。
  3. 画面の右上隅で「ドリルスルー定義を新規作成」をクリックします。

    ヒント:「ドリルスルー定義を新規作成」ボタンが表示されない場合は、"Analysis Studio レポート・サンプル"フォルダー内ではなく、フォルダーのルートに移動していることを確認します。

  4. 「ドリルスルー定義」ウィザードで、名前を「プロモーション計画収入へのドリルスルー」と入力し、必要であれば説明も入力して、「次へ」をクリックします。

    ヒント:この名前は、ユーザーが複数のドリルスルー・ターゲットからターゲットを選択するような場合に、「移動」ページに表示される名前です。IBM Cognos Connection の他のオブジェクトと同じように、この名前の翻訳を作成できます。

  5. 「範囲を設定」をクリックし、範囲を"プロモーション"ディメンションの"キャンペーン"に設定します。

    選択コンテキストに"キャンペーン"が含まれている場合にのみ、このドリルスルー定義の使用が可能になります。

  6. 「ターゲットを選択」をクリックし、ターゲット・レポートを"販売とマーケティング (ディメンション合致)"パッケージの「Report Authoring レポート・サンプル」フォルダーにある"プロモーション計画収入"に設定します。「OK」をクリックし、「次へ」をクリックします。

    注:PowerPlay® Studio を使用できる場合は、ターゲットが PowerCube パッケージではなくレポートであるということを指定する必要があります。

  7. 「操作」で、「Dynamic フィルターを使用してレポートを実行」を選択します。
  8. 「パラメーター・マッピング」の、パラメーター"pcampaign"「ソース・メタデータ・アイテム」列で、「メタデータにマッピング」をクリックします。
  9. 表示された画面で、"プロモーション"をクリックし、"キャンペーン"を選択します。
  10. 「終了」をクリックし、ドリルスルー定義を保存します。

    ドリルスルー定義のプロパティーはいつでも編集できます。

  11. IBM Cognos Connection で、Analysis Studio レポート"小売業者別プロモーション上位 10 件"を実行し、ドリルスルー定義をテストします。

タスクの結果

選択したコンテキストでフィルターがかけられた状態で、ターゲット・レポートが表示されます。

作成したドリルスルー定義は、ドリルスルー定義"DMR へのドリルスルー"と同様になるはずです。

サンプルのドリルスルー定義"PPS から非表示へ"も、OLAP (PowerPlay Studio レポート"上位 20 製品ブランド") から DMR パッケージに移動するものです。