ドリルスルー・アクセスをより詳細に制御するため、Report Authoring でターゲット・レポートにパラメーターを定義できます。
手順
- Report Authoring でターゲット・レポートを開きます。
- レポートでドリルスルー・アクセスを受け入れるようにします。
- 「データ」メニューの「ドリル動作」を選択します。
- 「標準」タブで、「このレポートがドリルスルー・ターゲットのときに Dynamic フィルターを受け入れる」を選択し、「OK」をクリックします。
- ドリルスルー列になるパラメーター、またはレポートのフィルターとして使用するパラメーターを作成します(「データ」メニューの「フィルター」)。
例えば、"製品ライン"をドリルスルーする、またはフィルターにかける場合は、次のようなパラメーターを作成します。
[Product
line]=?prodline_p?
ヒント: ターゲット・レポートで複数の値、または値の範囲を受け入れるようにするには、演算子 in または in_range を使用します。
- 「使用方法」ボックスで、ドリルスルーの一環であるターゲット・パラメーターの値が渡されない場合の対処方法を指定します。
- ユーザーがソース・レポートで値をクリックしなければならないようにするには、「必須」をクリックします。
ターゲット・パラメーターの値が渡されない場合、値を選択するプロンプトがユーザーに対して表示されます。
- ユーザーがソース・レポートで値をクリックしなくてもよいようにするには、「オプション」をクリックします。
ユーザーに対して値の選択を求めるプロンプトが表示されないため、値にフィルターはかけられません。
- パラメーターを使用しないように指定するには、「無効」をクリックします。
レポートでパラメーターが使用されないため、ドリルスルー定義でパラメーターを使用できません。レポート・パラメーターの定義の詳細については、「Report Authoring ユーザー・ガイド」を参照してください。
ヒント: 別の用途でレポートにパラメーターが必要な場合、ドリルスルー定義ではそのパラメーターを使用しないように指定することもできます (「パラメーター」テーブル、「方法」、「パラメーターを使用しない」)。
タスクの結果
プロンプト・ページやパラメーターがいつ表示されるかは、ドリルスルー定義で指定します。