Report Authoring でのドリルスルー・レポートのパラメーターの設定

ドリルスルー・アクセスをより詳細に制御するため、Report Authoring でターゲット・レポートにパラメーターを定義できます。

手順

  1. Report Authoring でターゲット・レポートを開きます。
  2. レポートでドリルスルー・アクセスを受け入れるようにします。
    • 「データ」メニューの「ドリル動作」を選択します。
    • 「標準」タブで、「このレポートがドリルスルー・ターゲットのときに Dynamic フィルターを受け入れる」を選択し、「OK」をクリックします。
  3. ドリルスルー列になるパラメーター、またはレポートのフィルターとして使用するパラメーターを作成します(「データ」メニューの「フィルター」)。

    例えば、"製品ライン"をドリルスルーする、またはフィルターにかける場合は、次のようなパラメーターを作成します。

    [Product line]=?prodline_p?

    ヒント: ターゲット・レポートで複数の値、または値の範囲を受け入れるようにするには、演算子 in または in_range を使用します。
  4. 「使用方法」ボックスで、ドリルスルーの一環であるターゲット・パラメーターの値が渡されない場合の対処方法を指定します。
    • ユーザーがソース・レポートで値をクリックしなければならないようにするには、「必須」をクリックします。

      ターゲット・パラメーターの値が渡されない場合、値を選択するプロンプトがユーザーに対して表示されます。

    • ユーザーがソース・レポートで値をクリックしなくてもよいようにするには、「オプション」をクリックします。

      ユーザーに対して値の選択を求めるプロンプトが表示されないため、値にフィルターはかけられません。

    • パラメーターを使用しないように指定するには、「無効」をクリックします。

      レポートでパラメーターが使用されないため、ドリルスルー定義でパラメーターを使用できません。レポート・パラメーターの定義の詳細については、「Report Authoring ユーザー・ガイド」を参照してください。

      ヒント: 別の用途でレポートにパラメーターが必要な場合、ドリルスルー定義ではそのパラメーターを使用しないように指定することもできます (「パラメーター」テーブル、「方法」「パラメーターを使用しない」)。

タスクの結果

プロンプト・ページやパラメーターがいつ表示されるかは、ドリルスルー定義で指定します。