特定のイベントの発生をチェックし、指定されたイベントが発生した場合に指定されたタスクを実行する場合は、エージェントをいつでも手動で実行できます。
エージェントは通常、エージェント作成者が指定したスケジュールに従って自動的に実行されます。何らかの事情で、エージェントを手動で実行することが必要という場合があるかもしれません。
例えば、販売員が月間販売ノルマの 75 パーセントを達成した場合に、その販売員に E メールを送信するためのエージェントを作成します。エージェントでは、販売地域を尋ねるプロンプトが表示されます。営業責任者が「スペイン」を指定すると、E メールがスペインの営業担当者にのみ送信されます。
始める前に
エージェントを実行するには実行権限が必要です。また、エージェントが含まれるフォルダーに対する通過権限が必要です。
手順
- IBM® Cognos® Connection で、実行するエージェントの横にある「操作」ツールバーの「オプションを指定して実行」ボタン
をクリックします。
- 「時刻」で、「今すぐ実行」をクリックしてエージェントをすぐに実行するか、「指定時に実行」をクリックして日時を指定します。
- 取得する結果をフィルターするために、エージェントで値をプロンプトするには、「プロンプト値」で「値をプロンプトする」チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。
- 「実行」をクリックします。
確認ページが表示されます。
値の入力を求めるプロンプトが表示されるのは、エージェント仕様またはモデルにプロンプトが含まれている場合、またはユーザーが複数のデータ・ソース接続またはサインオンに対するアクセス権を持っている場合です。
- エージェントの実行履歴を表示するには、「ダイアログを閉じた後にこのエージェントの詳細を表示する」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
デフォルトのエージェント・オプションは、現在の実行についてのみ上書きされます。