ブックマークによる参照

ドリルスルーをしたとき、一部に例外もありますが、通常は渡した値が、レポートにフィルターをかけるのに使用されます。

IBM® Cognos® Business Intelligence では、ユーザーが URL パラメーターに基づいてレポートの関連する部分を表示できるように、保存された PDF レポートや HTML レポート内でのブックマークがサポートされています。

例えば、リソースを考慮して、毎日または 1 週間に 1 回、業務時間外に実行する大規模な在庫レポートがあるとします。このレポートでは詳細情報を確認できるため、ユーザーがこのレポートをターゲットとして表示する必要があるとします。ただし、この大規模なレポートを実行するのではなく、保存されている出力を表示すればよいようにしたいと考えています。この「操作」オプションとブックマークの設定を使用すれば、ユーザーは別のソース位置から製品に基づいてドリルスルーし、保存されているレポートを開いて詳細情報が必要な製品のページを表示できます。

ソース・レポートのブックマークがドリルスルー定義に使用されている場合は、ブックマークによって URL パラメーターの値が提供されます。レポートのユーザーがこの定義を使用してドリルスルーを行うと、ターゲット・レポートの関連する部分が表示されます。

ブックマークによる参照は、PDF や HTML として出力された、ブックマーク・オブジェクトを含む実行済みレポートに限られます。