異なるレポート形式へのドリルスルー

ドリルスルー定義の設定によって、レポート結果の表示形式が決まります。

たとえば、IBM® Cognos® Viewer に HTML Web ページとしてレポートが表示される場合もあれば、IBM Cognos Query Studio、IBM Cognos PowerPlay® Studio、または IBM Cognos Analysis Studio でレポートが開かれる場合もあります。ユーザーが PowerPlay Studio を使用していれば、PowerCube のデフォルトの表示も見ることができます。

レポートは HTML ページ、PDF、XML、CSV、または Microsoft Excel のスプレッドシート・ソフトウェアの形式で開くことができます。ドリルスルー・パスを定義する際に、出力形式を選択することができます。これは、ターゲットのレポートがオンラインによる表示以外の方法で使用されることが予測される場合に便利です。例えば、レポートが印刷される場合は PDF で、Excel にエクスポートしてデータが処理される場合は Excel や CSV の形式で出力します。

区切り文字付きテキスト (CSV)、PDF、Microsoft Excel スプレッドシート (XLS)、または XML 出力形式でレポートを実行する、またはレポートを実行するターゲットにドリルスルーするユーザーには、特定の形式に対する出力の生成機能が必要です。

Analysis Studio、PowerPlay Studio、または Query Studio で作成したレポートにドリルスルー・パスを定義した場合、レポート利用者は IBM Cognos Viewer ではなく、作成に使用された Studio/Authoring ツールで開くことができます。これは、レポートのユーザーがドリルスルー・ターゲット・レポートを元にして分析やクエリー・セッションを作成し、他の情報を探すことが予測される場合に便利です。

例えば、アプリケーションに上位レベル・データのダッシュボード・スタイルのレポートがある場合、Analysis Studio へのドリルスルー・リンクを定義して、興味のあるアイテムを調査できます。Analysis Studio の表示は、印刷用の PDF レポートにドリルスルーできます。

注: IBM Cognos Report Authoring では、データ結果が表示されません。