バーストによるレポートの配布
バーストとは、レポートを 1 回実行し、その結果を複数の受信者に配布するプロセスです。各受信者は、データのサブセットのみを表示できます。
必要とするデータのみが含まれているレポートを個々のユーザーが受け取ったり表示したりできるようにするには、レポートをバーストして配布します。
レポートをバーストするには、IBM Cognos Report Authoring でレポート作成者がレポートのバースト・オプションを定義しておく必要があります。 IBM Cognos Connection で、「バースト」はレポート用の拡張実行オプションの 1 つです。 このオプションが使用可能ではない場合は、レポートをバーストによって配布できません。 レポートをバーストする詳細な手順については、現在の実行に対する詳細レポート・オプションの設定を参照してください。
E メールでバースト・レポートを送信する場合は、バースト・オプションで受信者を指定します。 グループ、役割または配布リストなどのリストから受信者を選択する場合、リストと受信者の E メール・アカウント双方に対する読み取り権限が必要な点に注意してください。この権限がないと、レポートの配布は失敗します。
別のレポートへのドリルスルー・リンクが含まれているバースト・レポートを E メールで配布する場合、E メール・オプションを設定してレポートへのリンクを含めます。E メールの本体にレポートを含める場合、 バースト・レポートのドリルスルー・リンクが機能しません。
レポートをバーストするには、レポートに対する読み取り権限と書き込み権限が必要です。
バースト・レポートの作成方法およびバースト・オプションの指定方法について詳しくは、 「IBM Cognos Report Authoring ユーザー・ガイド」を参照してください。