ドリルスルー・パス
「ドリルスルー定義」を使用すると、IBM Cognos Connection で、ソース・パッケージ内の任意のレポートから他のパッケージ内の任意のレポートへのドリルスルー・パスを作成できます。このタイプのドリルスルー定義はソース・パッケージに保存されます。 パッケージのレポートを使用するユーザーはドリルスルー定義を使用して、任意のパッケージの IBM Cognos Analysis Studio レポート、IBM Cognos Query Studio レポート、IBM Cognos PowerPlay Studio レポート、IBM Cognos Viewer レポートの任意の組み合わせでドリル操作を実行できます。
ターゲット・レポートにパラメーターが含まれている場合は、ドリルスルー・パスでターゲット・パラメーターを正しいメタデータにマッピングする必要があります。これにより、ソース・レポートの値が適切なパラメーター値に渡され、ターゲット・レポートが正しくフィルターにかけられるようになります。パラメーターをマッピングしていない場合、ターゲット・レポートの実行時にユーザーに対して値の入力を求めるプロンプトが表示される可能性があります。
レポート・ベースのドリルスルー・パスとは、Report Authoring のソース・レポートに作成および保存されているパスのことです。このようなドリルスルー・パスのタイプは、「作成されたドリルスルー」とも呼ばれます。このパスはソース・レポートの特定のデータ列、グラフ、またはクロス集計と関連付けられており、ユーザーがレポートでこれらの領域を選択した場合にのみ使用できます。作成されたドリルスルー定義が使用可能な場合、ソース・レポートの実行時にハイパーリンクが表示されます。
レポート・ベースのドリルスルーは、Report Authoring ソース・レポートと任意のターゲット・レポート間でのみ可能です。このタイプのドリルスルー・アクセスは、ソース・レポート内からデータ・アイテムの値やパラメーター結果をターゲット・レポートに渡す場合、レポート式の結果をターゲット・レポートに渡す場合、ドリルスルー定義の一部として URL リンクを使う場合に利用します。