信頼されている資格情報
信頼されている資格情報は、データベース・サインオンやグループ・メンバーシップなどの機密データを含むエントリーへのアクセス権を持っていないユーザーが、タスクまたはプロセスを実行する必要がある場合に使用します。エントリーを所有し、より広範なアクセス権を持つユーザーは、所有者自身の資格情報を使用してエントリーにアクセスできるように、信頼できるユーザーを承認できます。
信頼された資格情報は、夜間など、ユーザーが IBM® Cognos® ソフトウェアにログオンしていないときに、スケジュールされている要求を実行する場合にも使用します。要求が実行される際に、ユーザー・セッションが生成されます。信頼された資格情報は、その資格情報が示すユーザーとして IBM Cognos ソフトウェアにログオンする際に使用され、そのユーザーのアクセス権に基づいてレポートやジョブが実行されます。
信頼されている資格情報は、アカウント・オブジェクトの一部としてネームスペースに格納されます。
パスワードを変更した場合、資格情報を手動で更新する必要があります。 そうしないと、自動更新される前に資格情報が使用された場合に、その資格情報は機能しない可能性があります。 例えば、そのような資格情報を使用するスケジュールされたジョブは失敗する可能性があります。 信頼されている資格情報の手動更新の詳細については、信頼されている資格情報の作成を参照してください。