ドリルスルー定義の作成およびテストをすることにより、適正な動作が確実に行われるようにできます。
下記の手順に加え、次の操作も可能です。
- ドリルスルー定義で、ターゲット・レポートのプロンプトの設定を変更します。
- "販売とマーケティング (キューブ)"パッケージで、数値データ"収益"を使用しないレポートを作成し、"予定収益と実績の対比"レポートがドリルスルー・ターゲットとして使用できないことを確認します。
- PowerPlay® Studio レポート"発注方法別の収益"から、この同じターゲット・レポート"予定収益と実績の対比"へのドリルスルー定義のサンプルもあります。PowerPlay Studio を使用する場合は、ソースとターゲットのレポートを確認し、ドリルスルー定義を再度作成してみてださい。
- ドリルスルー定義をデバッグする権限がある場合は、「渡されたソース値を表示」でソースから渡されるパラメーターを表示したり、ターゲット・レポート名の横にあるドロップダウンから「ターゲット・マッピングを表示」を選択してターゲットで使用可能なパラメーターを確認できます。
手順
- IBM® Cognos® Connection で、"販売とマーケティング (キューブ)"パッケージにナビゲートします。
- 「IBM Cognos Connection」ツールバーで、をクリックします。
- 「ドリルスルー定義」ツールバーで、「ドリルスルー定義の新規作成」アイコンをクリックします。
ヒント: 「ドリルスルー定義の新規作成」アイコンが表示されない場合は、「Analysis Studio レポート」フォルダー内ではなく、フォルダーのルートに移動していることを確認します。
- 「ドリルスルー定義」ウィザードで、名前を「カスタム・ランキングから収益の詳細へのドリルスルー」と入力し、説明を入力して、「次へ」をクリックします。
- 「範囲を設定」をクリックし、表示された画面で、範囲を"収益"数値データに設定し、「OK」をクリックします。
- 「ターゲットを設定」をクリックし、表示された画面で、ターゲット・レポートを「販売とマーケティング (キューブ)」パッケージの「Report Authoring レポート・サンプル」フォルダーにある「予定収益と実績の対比」に設定します。
- 「プロンプト値」テーブルで、ターゲットのパラメーター"pMethod"および"pYear"を、ソースのメタデータにマッピングします。
- 「プロンプト・ページを表示」を「必須のパラメーター値が欠落している場合のみ」に設定します。
- 画面の指示に従って、ドリルスルー定義を保存します。
- "カスタマイズしたランキングのサンプル"レポートに移動し、レポート・データの外側を右クリックして「移動」、「関連するリンク」の順に選択します。
- "カスタマイズしたランキングのサンプル"レポートに移動し、クロス集計内のセルを右クリックして「移動」を選択します。
パッケージにおいて使用可能なターゲットのリストと範囲内のデータが表示されます。"予定収益と実績の対比"レポートもリストに含まれています。
- "予定収益と実績の対比"をクリックすると、選択したコンテキストでレポートが実行されます。
作成したドリルスルー定義は、サンプル定義"数値データに基づくドリルスルー"と同様になるはずです。