Cognos ポートレット間の通信の有効化

ポートレット間の通信を有効にすると、ポートレットが対話できるようになります。たとえば、発行済みの IBM® Cognos® のレポートをナビゲートして、選択したレポートを同じページ上に表示する場合に、この機能を使用できます。

この機能は、Cognos ポートレットのみに適用され、異なるグループのポートレット間でのみ機能します。たとえば、IBM Cognos 評価指標リスト・ポートレットは IBM Cognos Viewer ポートレットと通信できます。1 つのポートレットがターゲット・ポートレットとなり、残りのポートレットはソース・ポートレットとなります。ソース・ポートレットでの操作結果は、対応するターゲット・ポートレットに示されます。

異なるページにあるポートレットは、互いに通信することができます。

ポートレット間の通信は、次のソース・ポートレットとターゲット・ポートレット間で有効にできます。

表 1. ポートレット間通信、ソース・ポートレットとターゲット・ポートレット

ソース・ポートレット

ターゲット・ポートレット

IBM Cognos Navigator

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos Search

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos 評価指標リスト

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos 履歴グラフ

IBM Cognos 影響図

IBM Cognos 影響図

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos 履歴グラフ

IBM Cognos ユーザー指定の図

IBM Cognos Viewer

IBM Cognos 評価指標リスト

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この機能を有効にするには、ターゲット・ポートレットのチャンネル名を指定し、対応するソース・ポートレットでこの名前を参照します。

手順

  1. ポートレット間通信を有効にしたいポートレットを含むページ、またはダッシュボードを開きます。
  2. ポートレットのタイトル・バーで、「編集」ボタン「編集」アイコンをクリックします。
  3. チャンネル・プロパティーに使用する名前を入力します。

    チャンネル名には文字、数字、アンダースコアー (_) を使用できますが、スペースは使用できません。例えば、Cognos、Cognos_Portlets、CognosPortlets などは有効な名前です。

    注:チャンネル名を入力するボックスには、ポートレットによって異なるラベルが付いています。例えば、「チャンネル」「チャンネルを使用しているポートレット」、または「ターゲット・ポートレット」のように表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。
  5. 同じチャンネルでブロードキャストするポートレットごとに、上記の手順を繰り返します。

    必ず同じチャンネル名を入力するようにします。