ページとダッシュボード

ページとポートレットを使用して、IBM® Cognos® Connection にダッシュボードを作成できます。

このトピックでは、ページとポートレットを使用するダッシュボードについて説明します。

IBM Cognos Workspace ワークスペースについては、IBM Cognos Workspaceを参照してください。

IBM Cognos Connection のページとダッシュボードを使用すれば、レポート、評価指標、ニュース・アイテムなどの IBM Cognos ビジネス・インテリジェンスや業績管理の情報に素早くアクセスできます。特定のユーザーやビジネスの目的に関連する情報を表示して、まとめて監視できます。

ダッシュボードとは、機能強化されたページのことです。ナビゲートしやすい複数のタブに情報が表示されます。各タブには、異なる区分の情報を表示できます。ダッシュボードは、スタンドアロンのアプリケーションとして URL からアクセスできます。選択したダッシュボード・ページを印刷することもできます。

ページとダッシュボードのコンテンツは、Cognos ポートレットまたはサポートされている他のポートレットによって提供されます。各ポートレットは、さまざまなコンテンツや機能をページに追加する独立したアプリケーションで、フォルダーやエントリーを参照したり、レポートや評価指標を表示したり、カスタムのテキストや画像を追加したり、他の Web ページにリンクしたりするために使用できます。

ページにはさまざまなタイプの情報を追加することができ、自分に合った方法でそれらの情報を整理できます。たとえば、特定の IBM Cognos レポートおよび評価指標の表示や、お気に入りの Web サイトへのリンクの作成を行えます。

IBM Cognos Connection のページに追加できるコンテンツの種類とそのコンテンツを提供するポートレットを次の表に示します。

表 1. Cognos Connection ページ、コンテンツの種類とポートレット

ページのコンテンツ

ポートレット

ポートレット・グループ

IBM Cognos のフォルダー、レポート、その他のエントリーを参照する

IBM Cognos Navigator

IBM Cognos コンテンツ

IBM Cognos のレポート、その他のエントリーを検索する

IBM Cognos Search

 

IBM Cognos のレポート、その他のエントリーを表示および操作する

IBM Cognos Viewer

 

注意して監視する評価指標や直接責任を負う評価指標など、さまざまな種類の業績管理指標を表示および操作する

IBM Cognos 評価指標リスト

IBM Cognos Metric Studio

評価指標の業績履歴を示す評価指標履歴グラフを追加する

IBM Cognos 履歴グラフ

 

評価指標に関連付けられた影響図を表示する

IBM Cognos 影響図

 

スコアカードに関連付けられたユーザー指定の図を表示する

IBM Cognos ユーザー指定の図

 

IBM Cognos Software Development Kit を使用して作成されたカスタム・アプリケーションを表示および操作する

IBM Cognos Extended Applications

IBM Cognos Extended Applications ポートレット

他の Web ページへのアクティブなリンクを登録および表示する

Bookmarks Viewer

IBM Cognos ユーティリティー

ロゴなどのカスタムの画像を追加および表示する

Image Viewer

 

他の任意の Web ページを挿入する

HTML Viewer

 

URL アドレスで指定される RSS (Real Simple Syndication) ニュース配信のコンテンツを追加および表示する

RSS Viewer

 

カスタムのテキストや画像を追加および表示する

HTML ソース

 

複数のタブを使用したダッシュボードを作成および表示する

マルチページ

ダッシュボード

Cognos 以外のアイテムをページに追加する

サポートされている他のポートレット

他のポートレットに関連付けられたコンテンツ

始める前に

また、これらのページのリストは IBM Cognos Connection セッションでキャッシュされます。現在のセッションでページの状態が変わると、該当するページにアクセス可能なユーザーが影響を受けます。例えば、無効化または削除したページは使用できなくなり、タブも削除されるかまたは機能しなくなります。ポータルを最新の設定で更新するには、IBM Cognos Connection の「更新」ボタン 「更新」アイコン を使用します。

IBM Cognos Connection に最初のログオンした場合は、管理者が用意したページにアクセスできます。後で独自のページを作成できます。