Series 7 レポート用のターゲットの作成とテスト

IBM® Cognos® Series 7 レポートのターゲットを作成してテストし、ドリルスルーが適切に機能することを確認できます。

ターゲット・レポートを作成する際には、追加するパラメーター名が、IBM Cognos Series 7 の「ドリルスルー・アシスタント」ページに表示されているパラメーター名と一致していることを確認します。 ただし、ターゲット・レポートでパラメーター名に使用するメタデータ・アイテムが同一のラベルである必要はありません。 ターゲット・パラメーターのデータ値と「ドリルスルー・アシスタント」に表示されたソース値は一致する必要があります。また、必要に応じて、ターゲット・パラメーター内の演算子のタイプを「ドリルスルー・アシスタント」で推奨されているタイプから変更します。例えば、「ドリルスルー・アシスタント」では = 演算子が推奨されていますが、日付の範囲を渡す必要がある場合は、ターゲット内のパラメーター演算子を in_range に変更します。

始める前に

ターゲット・レポートは、発行されたパッケージに基づくことが必要です。このパッケージには、フィルターをかけるメタデータ・アイテムや、これらのメタデータ・アイテムにマッピングされるアイテムが含まれています。

手順

  1. IBM Cognos Report Authoring を起動し、新規レポートを作成します。
  2. 必要なデータ・アイテムや他のオブジェクトを追加します。
  3. 「データ」メニューの「フィルター」をクリックします。
  4. 「詳細フィルター」タブで、「追加」ボタンをクリックします。
  5. 「式の定義」ボックスでフィルター式を入力して、パラメーターを使用したフィルターを作成します。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 「使用方法」ボックスの「オプション」をクリックします。

    フィルターをオプションに指定しないと、レポートにドリルスルーする際にプロンプト・ページが表示されます。

  8. パラメーターを使用したフィルターを複数追加する場合は、各フィルターに対して手順 4~7 を繰り返します。
  9. レポートを保存します。

    レポート名は、PowerCube、他のキューブ、または IBM Cognos Series 7 Visualizer レポートでターゲットとして指定した名前と一致している必要があります。

  10. IBM Cognos Series 7 PowerPlay® レポートまたは IBM Cognos Visualizer レポートでドリルスルーをテストします。