ドリルスルー定義の作成およびテスト

以下の手順を使用して、OLAP とリレーショナル・パッケージとの間のドリルスルー定義を作成およびテストします。

手順

  1. IBM® Cognos® Connection で、"販売とマーケティング (キューブ)"パッケージにナビゲートします。
  2. 画面の右上隅で「起動」「ドリルスルー定義」の順にクリックします。
  3. 画面の右上隅で「ドリルスルー定義を新規作成」をクリックします。

    ヒント:「ドリルスルー定義を新規作成」ボタンが表示されない場合は、「PowerPlay Studio レポート・サンプル」フォルダー内ではなく、フォルダーのルートに移動していることを確認します。

  4. 「ドリルスルー定義」ウィザードで、「国または地域別の総収入へのドリルスルー」などの名前を入力し、説明を入力して、「次へ」をクリックします。

    ヒント:この名前は、ユーザーが複数のドリルスルー・ターゲットからターゲットを選択するような場合に、「移動」ページに表示される名前です。IBM Cognos Connection の他のオブジェクトと同じように、この名前の翻訳を作成できます。

  5. 「ターゲットを設定」「レポートを選択...」の順にクリックし、表示された画面で、ターゲット・レポートを「GO データ・ウェアハウス (クエリー)」パッケージの「Report Authoring レポート・サンプル」フォルダーにある「国または地域別の総収入」に設定して、「OK」をクリックします。
  6. 「範囲を設定」をクリックし、表示された画面で、範囲を「[販売とマーケティング].[小売業者].[小売業者].[小売業者の国または地域]」に設定し、「OK」をクリックします。
  7. 「次へ」をクリックします。

    「操作」フィールドで、「Dynamic フィルターを使用して実行」を選択します。

  8. 他の設定はすべてデフォルト値のままにして、「終了」をクリックします。
  9. 「国または地域別の利益幅と収益」レポートに移動し、画面の下部にあるドリルスルーのアイコンをクリックします。
    • 作成したドリルスルー定義が唯一使用可能なドリルスルー・ターゲットである場合は、ターゲット・レポートが実行されます。
    • 複数のドリルスルー・ターゲットが使用可能な場合は、パッケージに対して使用可能なターゲットのリストと範囲内のデータが表示されます。作成したドリルスルー定義をクリックすると、選択したコンテキストでターゲットが実行されます。

タスクの結果

PowerPlay® Studio のレポート・ユーザーは、「国または地域別の利益幅と収益」レポートから、定義したターゲット・レポート (「製品ラインの国または地域別の総収入」) にドリルスルーできます。 また、ターゲット・レポートは、「小売業者の国または地域」が範囲に含まれている場合、「販売とマーケティング (キューブ)」パッケージに基づくすべての既存レポートまたは新規レポートのドリルスルー・ターゲットとして使用できます。

作成したドリルスルー定義は、"販売とマーケティング (キューブ)"パッケージのサンプルのドリルスルー定義"Dynamic フィルター付ドリルスルー"と同様になるはずです。