選択に基づく双方向性の無効化

レポートの実行時間を短縮するために、IBM® Cognos® Viewer に表示される HTML レポートについて、選択に基づく双方向性を無効にすることができます。

この機能を無効にすると、次のことが実行できなくなります。

  • レポートでのドリルアップとドリルダウン
  • 他のレポートへのドリルスルー
  • IBM Cognos Search の使用
  • 条件付きレポート配布の使用
  • エージェント通知の使用

選択に基づく双方向性が IBM Cognos Connection で有効になっている場合は、Report Viewer や Query Studio でドリルアップ、ドリルダウン、ドリルスルーの操作をユーザーが実行できます。選択に基づく双方向性が IBM Cognos Connection で無効になっている場合は、Report Authoring と IBM Cognos Connection でドリルスルーの定義と設定がどのように行われているかにかかわらず、ドリルアップ、ドリルダウン、ドリルスルーは実行できません。

デフォルトでは、選択に基づく双方向性は有効になっています。

ヒント:現在の実行に対してのみ、選択に基づく双方向性の有効/無効を設定することもできます。

レポートの横にある「オプションを指定して実行」をクリックしてから「詳細オプション」をクリックします。「選択に基づく双方向性を HTML レポートで有効化」をクリックします。

手順

  1. IBM Cognos Connection で、レポートの右側にある「操作」ツールバーの「プロパティーを設定」ボタン 「プロパティーを設定」アイコン をクリックします。
  2. Report Authoring レポートの場合は「レポート」タブ、Query Studio レポートの場合は「クエリー」タブ、Analysis Studio レポートの場合は「分析」タブをそれぞれクリックします。
    ヒント: Analysis Studio のレポートで選択に基づく双方向性を無効にしても影響はありません。
  3. 「詳細オプション」をクリックします。
  4. 「選択に基づく双方向性を HTML レポートで有効化」チェック・ボックスをオフにします。

タスクの結果

Analysis Studio のレポートで選択に基づく双方向性を無効にしても影響はないことに注意してください。