非表示のエントリーの表示

ユーザーは設定を変更して、ユーザー・インターフェースで非表示のエントリーを表示するか、削除するかを選択できます。非表示のエントリーを示すアイコンの色は薄くなります。

設定に応じて、非表示のエントリーは検索ページ、ウィザード、「名前を付けて保存」ボックスなどで表示または非表示になります。例えば、ユーザー・インターフェースで非表示のエントリーを表示しない場合は、ユーザーが適用可能な Studio/Authoring ツールを開こうとしたときに、使用可能なパッケージのリストに非表示のパッケージは表示されません。また、検索結果にも非表示のパッケージは含まれません。

非表示のエントリーを表示する際に適用される規則は次のとおりです。

  • 非表示のレポートには、ドリルスルー・ターゲットとしてアクセスできる。

    リソースへの負荷が高くなるクエリー処理を回避するために、ドリルスルー・ターゲットにはパラメーター値が含まれています。ただし、ユーザーがドリルスルー操作でこのターゲット・レポートを使用するには、読み取り権限と実行権限が必要です。

  • ユーザー・インターフェースで非表示のエントリーを表示しない場合、非表示のドリルスルー定義は「移動」ページに表示されない。
  • 表示されているショートカットは、非表示のエントリーを指している可能性がある。ショートカットが非表示のフォルダーを指している場合は、フォルダー内にある非表示のエントリーはすべて表示されません。
  • ユーザー・インターフェースで非表示のエントリーを表示しない場合、検索ページにこれらのエントリーは表示されない。

非表示のエントリーを表示するようにユーザー設定で指定したかどうかに関係なく、次のような場合には、非表示のエントリーが常に表示されます。

  • 非表示のエントリーが「権限」タブや「個人用」タブにある場合。

    このエントリーのアイコンは色が薄くなっています。

  • 非表示ページに関連付けられているポータル・タブである場合。
  • ページ内のポートレットである場合。
  • ジョブ内の既存の非表示エントリーを参照するジョブ・ステップである場合。

    このエントリーのアイコンは色が薄くなっています。

  • エージェント内の既存の非表示エントリーを参照するエージェント・タスクである場合。

    このエントリーのアイコンは色が薄くなっています。

  • レポート実行履歴の詳細。

    非表示のエントリーを示すアイコンは変更されません。

始める前に

IBM® Cognos® Administration の「エントリーの非表示」機能へのアクセス権があるユーザーのみが、次の手順を実行できます。

手順

  1. 「個人用領域のオプション」「個人用領域」アイコン に進み、「個人用設定」をクリックします。
  2. 「全般」タブで、「非表示のエントリーを表示」チェック・ボックスをオンまたはオフにします。

    このチェック・ボックスをオンにすると、非表示のエントリーはユーザー・インターフェースに表示されますが、アイコンの色が薄くなります。このチェック・ボックスをオフにすると、非表示のエントリーがユーザー・インターフェースに表示されなくなります。

  3. 「OK」をクリックします。