ドリルアップまたはドリルダウン
IBM Cognos Connection から実行されているレポートは、IBM Cognos Viewer に表示されます。
レポートを実行する、またはレポートを区切り文字で区切られているテキスト (CSV)、PDF、Microsoft Excel スプレッドシート (XLS)、または XML 出力形式で実行するターゲットにドリルするためには、特定の形式に対する出力生成機能が必要です。詳細については、レポートの形式を参照してください。
リストやクロス集計では、ドリル操作が可能なアイテムはハイパーリンクで示されています。グラフでは、ドリル操作が可能なアイテムの上でポインターを停止すると、ポインターが手の形に変わり、ドリル操作の対象となるアイテムがツールチップに示されます。例えば、縦棒グラフは年次の各製品ラインの収益を示します。製品ラインや年など、1 つの軸に基づいてドリルできます。"キャンプ用品"と"2005"など、2 つの軸に基づいてドリルすることもできます。この場合は、"キャンプ用品"と"2005"の交差位置でドリルすることになります。
異なるクエリーによるデータ・アイテムのグループがリンクされている場合、1 つのクエリーでドリルアップまたはドリルダウンしたときに、リンクされている他方のクエリーでもデータ・アイテムがドリルアップまたはドリルダウンされます。データ・アイテムのグループをリンクする方法の詳細については、「IBM Cognos Report Authoring ユーザー・ガイド」を参照してください。
ドリルアップまたはドリルダウンを実行した後、レポートをレポート・ビューとして保存しておくと、後でレポートを表示できます。詳細については、レポート・ビューの作成を参照してください。
ドリルアップとドリルダウンの機能は、ディメンションで構造化されたデータを使用する場合や、レポートを HTML 形式で表示する場合にのみ使用できます。ドリル操作が行えるのは、1 つのレベルのメンバーのみです。
デフォルトでは、ドリルアップとドリルダウンの機能が有効になっています。