複数の値を渡す別のターゲットへのドリルスルー
単一のクエリー・アイテムに複数の値を指定してフィルターをかけることが可能なドリルスルー定義をレポートに含めることができます。
例えば、OLAP ソースを分析するときに、カナダと英国で結果を絞り込む場合を考えます。ドリルスルーを実行すると、ターゲット・レポートに両方の国と地域でフィルターがかけられます。IBM® Cognos® Viewer でレポートを実行した後は、レポートからドリルスルー・ターゲットに移動するときに、値を選択するように求めるメッセージが表示されます。値を指定すると、その値を使用してターゲットの結果にフィルターがかけられます。
ターゲットへのドリルスルーの詳細については、別のターゲットへのドリルスルーを参照してください。
複数の値を使用してドリルスルーする機能は、ドリルスルーの定義が Report Authoring のソース・レポートで作成されていても IBM Cognos Connection の「ドリルスルー定義」で作成されていても使用できます。以前のリリースでは、IBM Cognos Connection で定義が作成されている場合にのみこの機能を使用できました。
レポートを実行する、またはレポートを区切り文字で区切られているテキスト (CSV)、PDF、Microsoft Excel スプレッドシート (XLS)、または XML 出力形式で実行するターゲットにドリルするためには、特定の形式に対する出力生成機能が必要です。詳細については、レポートの形式を参照してください。