異なる条件ステータス・インディケーターに対する監視規則の作成

条件の業績ステータス (良好、普通、不振) での評価指標の変化に応じてアラートを送信する監視規則を設定できます。

この監視規則では、しきい値を設定して、数値の範囲を業績ステータス (良好、普通、不振) にマッピングできます。しきい値の境界を定義し、境界の値とステータスを関連付けます。

例えば、商品の売上高に応じて販売チームに異なるアラートを送信する監視規則を設定できます。売上高が 50 (最小しきい値) 未満になると、業績が不振であることを示します。業績不振のアラートでは、販売責任者に売上高を確認するように緊急通知を送信できます。売上高が 100 (最大しきい値) を超えると、業績は良好です。業績良好のアラートでは、チームに売上高に関する情報を配布できます。

監視規則を設定するには、しきい値を使用して、数値の範囲を業績ステータスにマッピングします。しきい値の境界を設定する際は、条件にとって低、中、高のいずれの値が望ましいかを判断する必要があります。例えば、商品の売上高を監視する条件を設定する場合、高い値を望ましい値として指定します。これは、業績パターンと呼ばれています。

監視規則は、保存された HTML レポートにのみ作成できます。

始める前に

監視規則を作成するには、その出力レポートに対する読み取り権限と通過権限が必要になります。

手順

  1. IBM® Cognos® Connection ポータルで、保存された HTML レポートを IBM Cognos Viewer で開きます。
  2. レポートで数値データ・アイテムを右クリックし、「新しい監視規則を使用してアラート」をクリックします。
  3. 「規則を指定 - 新しい監視規則を使用してアラート」ページで、「しきい値に基づいてアラートを送信」を選択します。
  4. 「業績パターン」ボックスで、業績良好ステータスに関連付ける値の範囲を選択します。
  5. 「しきい値の境界」ボックスで、条件の境界値を指定します。

    ヒント:境界値ごとに、数値ボックスの横にある矢印をクリックして、次のように境界値を調整します。

    • 指定した境界値をより大きいしきい値に含めるには、上矢印をクリックします。
    • 指定した境界値をより小さいしきい値に含めるには、下矢印をクリックします。
  6. 「対象とするコンテキスト」で、規則を適用するレポート・アイテムを選択します。
  7. 「次へ」をクリックします。

タスクの結果

次に、監視規則のアラートに関する詳細を設定する必要があります。詳細については、監視規則のアラートに関する詳細の定義を参照してください。