失敗したエントリー・タスクの再実行

失敗したエントリーを再発信できます。

レポート、エージェント・タスク、ジョブなどのエントリーが、スケジュールに従ってまたはバックグラウンドで実行され、それが失敗した場合、元の実行で指定されたのと同じオプションを使用して、失敗したエントリーを再実行できます。

ジョブ・ステップのうち、一部が正常に実行され、一部が正常に実行されなかった場合、ジョブ全体を再実行する必要はなく、個別にジョブ・ステップを再実行できます。ジョブ・ステップが順番に実行されるものである場合は、失敗したジョブ・ステップからジョブの実行を再開できます。必要であれば、再実行するステップを選択して、失敗したステップを省略できます。ただし、選択したジョブ・ステップが順番に実行される場合に、そのうち 1 つが失敗すると、失敗した後のステップは実行されません。

ジョブ・ステップを個別に再実行した場合、再実行した単一のジョブ・ステップのみを含む新しい実行履歴が親ジョブに作成されます。実行履歴の詳細については、エントリーの実行履歴の表示を参照してください。

エージェント・エントリーを再実行する場合は、E メール受信者のリストに出力レポートを送信する E メール送信などの関連付けられているタスクも、初回に失敗していれば再実行されます。同時に実行される関連付けられているタスクのうち 1 つが失敗して 1 つが成功した場合、エージェントを再実行すると失敗したタスクのみが再実行されます。ただし、失敗時に実行されるタスクが選択されている場合は、再実行が失敗したときにそれらのタスクが再度実行されます。

実行履歴には正常に実行されたエントリーも表示されますが、成功したエントリーは再実行できません。これらのエントリーでは実行オプションは保存されません。

失敗したエントリーに関連付けられているタスクが削除または更新された場合、再実行が失敗することがあります。

始める前に

失敗したタスクを再実行するには、実行権限が必要です。

手順

  1. IBM® Cognos® Connection で、右上隅にある「個人用領域」ボタン 「個人用領域」アイコン をクリックして「個人用処理状況およびスケジュール」をクリックし、左側のウィンドウで「過去の処理」をクリックします。
  2. エントリーの横にある矢印をクリックして、「実行履歴の詳細を表示」 「実行履歴の詳細を表示」アイコン をクリックします。

    「実行履歴の詳細を表示」ページに、失敗した実行の開始時刻、完了時刻、実行ステータス、エラー・メッセージなどの実行の詳細が表示されます。エントリーが単一タスクであるか、複数のステップを含むジョブであるか、またはタスクを含むエージェントであるかによって、ページにその他の情報が表示される場合があります。例えば、単一タスクの場合、レポート・オプションと出力レポートが表示されます。複数のステップを含むジョブの場合、ジョブ・ステップの実行の詳細を示す「ジョブ」セクションが表示されます。

  3. 「ステータス」「失敗」の横にある「再実行」をクリックします。
    • 再実行するタスクが単一タスクの場合、再実行するかを確認するメッセージが表示されます。
    • 再実行するタスクが複数のジョブ・ステップを含むジョブであるか、またはタスクを含むエージェントである場合、「再実行」ページが表示されます。再実行するエントリーの横にあるチェック・ボックスをオンにします。
    ヒント: 「未完了」セクションの「再実行」をクリックしても、失敗したエントリーを再実行できます。 単一のジョブ・ステップを再実行するには、「ジョブ」セクションの「操作」列で、失敗したステップの「実行履歴の詳細を表示」ボタン 「実行履歴の詳細を表示」アイコン をクリックします。