レポートの実行時に、特定の操作をデフォルトとして設定できます。
デフォルトのレポート操作は以下のとおりです。
- 最新のレポートを表示するか、以前に実行されていない場合は実行する (デフォルト)
- レポートを実行する
- レポートの作成時に使用したオーサリング・ツールでレポートを開く (Query Studio、Report Authoring、または Analysis Studio)
形式や言語など、デフォルトのレポート・オプションを設定できます。また、デフォルトで値をプロンプトするように設定し、所有者として実行することもできます。プロパティーの詳細については、エントリーのプロパティーを参照してください。
始める前に
レポートに対する実行権限が必要です。レポートを含むフォルダーに対する読み取り権限と通過権限も必要です。
手順
- IBM® Cognos® Connection で、レポートの右側にある「操作」ツールバーの「プロパティーを設定」ボタン
をクリックします。
- Report Authoring レポートの場合は「レポート」タブ、Query Studio レポートの場合は「クエリー」タブ、Analysis Studio レポートの場合は「分析」タブをそれぞれクリックします。
- 「デフォルトの操作」で、レポート実行時のデフォルトの操作を選択します。
- レポート・オプションを上書きする場合は、「レポート・オプション」の「デフォルト値をオーバーライド」チェック・ボックスをオンにします。
形式、言語、ユーザー補助機能のサポートなど、一部またはすべてのオプションを変更できます。
- レポート内のデータにフィルターを適用するために、値の入力を求めるプロンプトを表示する場合は、「プロンプト値」の「値をプロンプト」チェック・ボックスをオンにします。
注:値の入力を求めるプロンプトが表示されるのは、レポート仕様またはモデルにプロンプトが含まれている場合、またはユーザーが複数のデータ・ソース接続またはサインオンに対するアクセス権を持っている場合に限られます。
- 所有者の資格情報を使用してレポートを実行する場合は、「所有者として実行」にリスト表示されている所有者の横のチェック・ボックスをオンにします。「権限のみ」をクリックして、所有者の権限のみを使用し所有者の資格情報は使用しないでレポートを実行します。
詳細については、レポート所有者機能を使用したレポートの実行を参照してください。
- 追加のレポートのオプションを設定するには、「詳細オプション」をクリックします。
- 「HTML レポートにおける Web 1 ページあたりの行数」で、許可する行数をクリックします。
- レポートでのドリルアップ、ドリルダウン、ドリルスルー、IBM Cognos Search、監視規則、IBM Cognos Viewer に表示されたときのエージェント通知などの機能を許可するには、「選択に基づく双方向性を HTML レポートで有効化」を選択します。
- 監視規則を評価し、保存された出力バージョンを IBM Cognos for Microsoft Office にインポートできるように、追加の出力形式の作成を許可する場合は、「保存された出力バージョンで拡張ユーザー機能を有効化」を選択します。
- 新規の出力レポートの生成時に、ユーザーにアラートを通知する場合には、「新しいバージョンに関するアラートを有効化」をオンにします。
- レポートのキャッシュ・データの有効期限を作成するには、「日」または「月」を選択し、「キャッシュ期間」に適切な数字を入力します。レポートのキャッシュ・データは、キャッシュ・データがない場合またはキャッシュ・データの有効期限が切れている場合にのみ作成されます。
- 「OK」をクリックします。