エントリーのスケジュールには、後で 1 回のみ実行するスケジュールと、定期的な日時で実行するスケジュールがあります。例えば、レポートまたはエージェントをスケジュールできます。
不要になったスケジュールは削除できます。また、スケジュールの詳細を保持したまま、スケジュールを無効にすることもできます。この場合、必要に応じて後でスケジュールを有効化することができます。詳細については、処理の管理を参照してください。
エントリーを毎月の最終日に実行する例 - 月の最終日に実行するエントリーのスケジュールか、ジョブの一部として実行するジョブを使用した複数のエントリーのスケジュールようにスケジュールできます。また、レポートをトリガーに基づいてスケジュールすることもできますトリガー駆動型エントリー・スケジュール機能。
IBM Cognos Administration の「スケジュール」は保護された機能であり、この機能を使用するには適切な権限が必要です。
エントリーをスケジュールするには、エントリーを実行するための権限が必要です。例えば、レポートまたはレポート・ビューをスケジュールするには、これらに対する読み取り権限、書き込み権限、実行権限、および通過権限が必要です。子レポート・ビューをスケジュールするには、親レポートに対する実行権限が必要です。また、レポートで使用するデータ・ソースに対する次のアクセス権も必要です。
制限された CVS、PDF、XLS、または XML 出力形式で実行するようにレポートをスケジュールするには、特定の形式に対する出力の生成機能が必要です。詳細については、レポートの形式を参照してください。
必要に応じて、スケジュールされているエントリーの資格情報を変更し、現在のスケジュール所有者を変更できます。詳細については、例 - スケジュールの資格情報の変更を参照してください。
手順
- IBM Cognos Connection で、スケジュールするエントリーの「スケジュール」ボタン
をクリックします。
- スケジュールしたエントリーの優先度を設定します。
優先度が高いものには小さな数を選択します。デフォルトは 3 です。
- 「頻度」で、スケジュールを実行する頻度を選択します。
「頻度」セクションでは選択内容が動的に反映されるため、ページが更新されてから頻度を選択します。
「頻度」セクションで日内スケジュールを指定する場合、スケジュールされたエントリーの毎日の頻度を選択することもできます。そうする場合は、手順 4 に進みます。
日内スケジュールを指定しない場合は、手順 5 に進みます。
- 「毎日の頻度」で、手順 5 で選択した開始時刻から始めて、1 日にレポートが実行される頻度を指定します。エントリーは、分単位または時間単位のいずれかでスケジュールできます。
毎日の頻度を指定する場合、1 日のうちのどの時間帯にエントリーを実行するかを選択することもできます。例えば、午前 9 時から午後 5 時までの時間を選択できます。これにより、1 日のうちで更新が必要な時間帯にエントリーが実行されるように制限できます。
ヒント: 毎時の頻度および期間を指定するときに、24 時間クロックに均等に分割する毎時の頻度を選択すると、スケジュールしたエントリーは毎日同じ時間に実行されます。24 時間クロックに均等に分割されない毎時の頻度を選択すると、スケジュールしたエントリーは後続の日には異なる時間に実行されます。
表 1. 期間中毎時にスケジュールされたエントリーの 1 日目および 2 日目の実行時間の例毎日の頻度 |
指定された期間 |
エントリーが 1 日目に実行される時刻 |
エントリーが 2 日目に実行される時刻 |
3 時間ごと
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9:00 a.m. から 6:00 p.m.
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9:00 a.m.
12:00 p.m.
3:00 p.m.
6:00
p.m.
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9:00 a.m.
12:00 p.m.
3:00 p.m.
6:00
p.m.
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5 時間ごと
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9:00 a.m. から 6:00 p.m.
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9:00 a.m.
2:00 p.m.
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10:00 a.m.
3:00 p.m.
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- 「開始」で、スケジュールを開始する日付を選択します。
- 「終了」で、いつスケジュールを終了するかを選択します。
作成するスケジュールをすぐに適用しない場合は、「スケジュールを無効化」チェック・ボックスをオンにします。後でスケジュールを有効にするときに、チェック・ボックスをオフにします。
- 「スケジュール」ページにその他のオプションがある場合は、必要なオプションを指定します。
例えば、レポートの場合は、形式、言語、配信方法 (出力レポート・ファイルの保存方法を含む)、およびプロンプト値を選択できます。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
スケジュールが作成され、レポートは次回のスケジュール日時に実行されます。