ジョブを作成すると、複数のエントリーに同じスケジュールを設定できます。ジョブにより、まとめてスケジュールされて同じスケジュール設定を共有する一連のレポート、レポート・ビュー、およびその他のジョブが識別されます。スケジュールしたジョブが実行されると、ジョブに含まれているすべてのエントリーが実行されます。
ジョブ項目が使用できない場合は、「エントリーへのリンク」をクリックすると、異なるリンクを選択できます。
ジョブはステップで構成されます。各ステップからは、個々のレポート、ジョブ、 およびレポート・ビューが参照されます。ステップは、一度に実行することも、順番に実行することもできます。
- ステップを一度に実行すると、すべてのステップが同時に送信されます。すべてのステップが正しく実行されればジョブは成功です。ステップの 1 つが失敗しても、ジョブの他のステップは影響を受けることなく実行されますが、ジョブのステータスは「失敗」となります。
- ステップを順送りで実行する場合は、実行する順序を指定できます。この場合は、前のステップが問題なく実行された場合のみ、ステップが送信されます。ステップの実行に失敗した場合は、ジョブを停止するか、他のステップを続行するかのどちらかを選択できます。
ジョブは、指定した時間に実行したり、定期的に実行したり、またはデータベースの更新や E メールなどのトリガーに基づいて実行したりするようにスケジュールできますトリガー駆動型エントリー・スケジュール機能。
ステップ内の各レポート、ジョブおよびレポート・ビューに対して、個別のスケジュールを設定することもできます。個々のステップ・エントリーの実行オプションは、ジョブに対して設定されている実行オプションよりも優先されます。独自の実行オプションがないステップ・エントリーのデフォルトとなる実行オプションを、ジョブに対して設定できます。
レポートを実行して、カスタムで定義した形式、言語、ユーザー補助機能などのオプションに基づく出力を作成できます。
エントリーをジョブの一部として含めるための権限はエントリーのタイプによって異なりますが、エントリーをスケジュールするための権限と同じですエントリーのスケジュール。
手順
- IBM® Cognos® Connection で「ジョブの新規作成」ボタン
をクリックします。
- 名前を入力します。必要に応じて、ジョブに関する説明や画面に表示されるヒントを入力します。ジョブを保存するフォルダーを選択して、「次へ」をクリックします。
「ステップを選択」ページが表示されます。
- 「追加」をクリックします。
- 追加するエントリーのチェック・ボックスにチェック・マークを付けて、右矢印ボタン
をクリックします。
目的のエントリーが「選択されたエントリー」ボックスに表示されたら、「OK」をクリックします。
「検索」をクリックし、「検索文字列」ボックスに検索語句を入力することもできます。検索オプションを指定するには、「編集」をクリックします。目的のエントリーが見つかったら、右向きの矢印ボタンをクリックして「選択されたエントリー」ボックスにエントリーを追加し、「OK」をクリックします。
「選択されたエントリー」リストからエントリーを削除するには、削除するエントリーを選択して「削除」をクリックします。リスト内の全エントリーを選択するには、リストのチェック・ボックスをオンにします。
ユーザー・エントリーを表示するには、「リストにユーザーを表示する」をクリックします。
- ジョブの一部として実行する際の個々のエントリーの実行オプションを変更するには、「設定」アイコン
をクリックして、「出力レポートを作成」をクリックし、「デフォルト値をオーバーライド」ボックスにチェック・マークを付け、変更を加えてから「OK」をクリックします。
携帯機器ユーザーに E メールを送信するには、「レポートを携帯機器を使用する受信者に送信する」を選択し、「受信者を選択」をクリックします。
ヒント: 各エントリーの設定をデフォルトに戻すには、「削除」ボタンをクリックします。
- ジョブの実行時にレポートのキャッシュを更新するには、レポートの横にある「編集」アイコンをクリックして、「レポートを実行」メニューから「レポートのキャッシュを更新」をクリックします。「デフォルト値をオーバーライド」をクリックします。表示された言語を受け入れる場合は、「OK」をクリックします。言語を変更する場合は、「言語を選択」をクリックして希望する言語を選択してから「OK」をクリックします。「OK」をクリックして表示された言語を選択します。
ヒント: キャッシュをクリアするには、「削除」ボタンをクリックします。
- キャッシュを作成または更新するには、「設定」アイコンをクリックして、「レポートのキャッシュを更新」をクリックし、「デフォルト値をオーバーライド」ボックスをオンにします。必要に応じて言語を追加し、「OK」をクリックします。
ヒント: キャッシュをクリアするには、キャッシュをクリアするレポートの横にある「詳細」をクリックし、「キャッシュをクリア」をクリックして、「OK」を 2 回クリックします。
- 「ジョブ・ステップの送信」で、ステップを「すべて同時」に送信するか、「順送り」で送信するかを選択します。
「順送り」を選択すると、ステップは「ジョブ・ステップ」リストに表示されている順序で実行されます。いずれかのステップが失敗してもジョブを続行する場合は、「エラー時も継続する」チェック・ボックスをオンにします。
ヒント: 順序を変更するには、「順番を編集」をクリックし、必要な変更を行ってから「OK」をクリックします。
- ジョブ・レベルでデフォルトの実行オプションを指定する場合は、「全ステップに対するデフォルト値」の「設定」をクリックします。
複数のエントリーを含むジョブで使用できる実行オプションは、すべてのエントリーには適用されない場合があります。オプションが 1 つのエントリーに適用されない場合、その内容は無視されます。
- デフォルト値を上書きするには、カテゴリーを選択し、「デフォルト値をオーバーライド」チェック・ボックスをオンにし、ジョブのデフォルト・オプションを選択して、「OK」をクリックします。
- 実行操作が正常に終了したときに、ジョブ・ステップの完全な履歴詳細が保存されるようにするには、実行履歴の詳細レベルのリストから「すべて」をクリックします。ジョブの限定的な実行履歴詳細が保存されるようにするには、「限定」をクリックします。ジョブの実行に失敗した場合、完全な履歴詳細が保存されます。
デフォルト値は「すべて」です。
- 次のいずれかを行います。
- 今すぐ実行または後で実行するには、「今すぐ実行、またはあとで実行」、「終了」の順にクリックします。実行する時刻と日付を設定し、「検索のみ」または「検索して修正」をクリックし、「実行」をクリックします。実行日時を確認し、「OK」をクリックします。
- 定期的に実行するようにスケジュールするには、「繰り返し実行するようにスケジュール」、「終了」の順にクリックします。次に、頻度、開始日、および終了日を選択します。「検索のみ」または「検索して修正」をクリックし、「OK」をクリックします。
ヒント: スケジュールを一時的に無効にするには、
「スケジュールを無効化」チェック・ボックスをオンにします。スケジュールのステータスを確認するには、
処理の管理を参照してください。
- スケジュールまたは実行を行わずに保存するには、「保存のみ」、「終了」の順にクリックします。
タスクの結果
ジョブが作成され、次回のスケジュール日時に実行されます。