スケジュール管理
IBM Cognos Administration の「スケジュール」は保護された機能であり、この機能を使用するには適切な権限が必要です。
区切り文字付きテキスト (CSV)、PDF、Microsoft Excel スプレッドシート (XLS)、または XML 出力形式で実行するようにレポートをスケジュールするには、特定の形式に対する出力の生成機能が必要です。詳細については、レポートの形式を参照してください。実行を制限されている形式を指定する既存のスケジュールを更新することはできますが、実行を制限されている形式をスケジュールに導入することはできません。
エントリーを指定の間隔で実行するようにスケジュールできます。エントリーを個別にスケジュールすることも、ジョブを使用して複数のエントリーを同時にスケジュールすることもできます。ジョブには、レポート・スケジュールとは関係ないそれぞれ独自のスケジュールがあります。
エントリーを毎月の最終日に実行するようにスケジュールできます。また、データベースの更新や E メールなどによってエントリーがトリガーされるようにスケジュールすることもできます。
レポートを実行して、カスタムで定義した形式、言語、ユーザー補助機能などのオプションに基づく出力を作成できます。
各エントリーに関連付けることができるスケジュールは 1 つのみです。1 つのレポートまたはエージェント・エントリーに複数のスケジュールを設定する必要がある場合は、まずレポート・ビューレポート・ビューの作成またはエージェント・ビューエージェント・ビューの作成を作成し、それぞれの表示にスケジュールを 1 つずつ作成します。
スケジュールを作成すると、エントリーやジョブは指定された日時に実行されます。スケジュールしたエントリーを表示および管理することもできます。詳細については、処理の管理を参照してください。
スケジュールしたエントリーの資格情報
スケジュールされているエントリーを開くと、資格情報に現在のスケジュール所有者が表示されます。自分がまだそのスケジュールの所有者でない場合は、自分を所有者として指定できます例 - スケジュールの資格情報の変更。
スケジュールを変更する際、スケジュールの資格情報は自動的に変更されません。資格情報は、明示的に変更する必要があります。
データ・ソース資格情報の詳細については、信頼されている資格情報を参照してください。
スケジュールしたエントリーのプロンプト
プロンプトを含むエントリーをスケジュールする場合は、スケジュールに基づいてレポートが実行されたときに使用できるプロンプト値が存在するように、プロンプト値を保存するか、デフォルト値を指定しますレポートのデフォルト・プロンプト値の指定。
ジョブでは、ジョブ・ステップのプロンプト値を指定できます。ジョブの一部としてエントリーを実行すると、エントリーに保存されているプロンプト値ではなく、ジョブの定義に保存されているプロンプト値が使用されます。ジョブの定義にプロンプト値が指定されていない場合は、 エントリーに保存されているプロンプト値が使用されます。
スケジュールしたエントリーの優先度
エントリーをスケジュールする場合、1 から 5 までの実行の優先度を選択できます。 例えば、優先度 1 のエントリーは優先度 5 のエントリーよりも前に実行されます。 同じ優先度のエントリーが複数ある場合、最初にキューに到着したエントリーが最初に実行されます。 デフォルトは 3 です。 エントリーの優先度に対する権限がない場合、優先度は表示されますが変更することはできません。
ジョブをスケジュールする際、ジョブ全体の優先度を設定することはできますが、ジョブ内の個々のエントリーについて優先度を設定することはできません。ただし、エントリーがキューで待機しているときにそれらの個々のエントリーの優先度を変更することはできます。
キュー内のエントリーの優先度は、すでに実行中のエントリーには影響しません。実行のエントリーが終了すると、次に実行されるエントリーについて、キューの優先度がチェックされます。
詳細については、エントリーの実行優先度の管理を参照してください。
スケジュールしたエントリーの実行履歴
IBM Cognos ソフトウェアでは、スケジュールしたエントリーが実行されるたびに履歴情報が保存されます。エントリーの実行履歴を使用すると、エントリーがいつ実行されたかや正常に実行されたかどうかを確認できます。詳細については、エントリーの実行履歴の表示を参照してください。